2.23.2013

読書難民

ヒナミケイスケです。

読者は好きですが、下手くそです。小説の世界にどっぷり入り込みたくて読みはじめても、ついつい現実世界が気になって長続きしない。次は何時にどこかいかなくちゃならない、あれこれ用事が残ってる、あの人はいま元気だろうか、という調子で意識がどんどん離れていき、気づけば本を開いてるのに内容がまったく入ってきてない事が良くあります。おまけにしおりもよく無くすので、とくに長い本や登場人物の多い本だと必ずといっていいほど一度は遭難してしまう。

そんないい加減な性質もあって、わたしの読書活動は主に通勤中と喫茶店でしかできません。それも、わかりやすい短編ものばかり。ついさっきも近所のドトールで浅田次郎の短編集を読んでいました。一見ありそうだけど、よく考えればすごく現実離れした話ばかり。このちょうど「半分」夢見てるようなさじ加減が心地いいようです。