12.25.2009

大きな眠りへの長い別れ

僕は三河悟。34才独身、銀行員をやらせてもらっています。昨夜はクリスマスイブだったので、彼女の真純とデートをしました。付き合いはじめて二回目のクリスマスでした。お互い仕事が忙しいので、待ち合わせの時間も遅めだったし、25日も仕事なので早めのおひらきにしました。

彼女の両親には6月に挨拶しに行ったばかりです。緊張しましたが、気さくな人たちで安心しました。真剣にお付き合いさせていただいています、という台詞を発してる自分に正直、驚きました。へんてこりんな台詞です。真剣、という言葉が何なんだ、というのと、いただいて、いない。どうでもいいことなのだけど。これを言うか、お嬢様をください、で迷ったんだけれども、結局、お嬢様とくださいの二つは真顔で言えなさそうだったので消去法で決まりました。真純はとても素敵な女です。自分はとてもラッキーなのです。

デートは西麻布のイタリアンで食事でした。ワインだけは彼女のお気に入りをお店に事前にお願いしておきました。デザートを食べながら、約束してたネックレスをプレゼントしました。よろこんでもらえて良かったです。子供が女の子だったら、結婚するときに娘に譲るのが夢なのだそうです。なにも、あげる日にそういうことを言わなくてもいいのに。まあ、それも大事なことじゃないんですが。

どこか行く?未だにセックスのきっかけを上手く作れません。なかなかこちらの意図を読みとってくれないので(からかわれてる可能性も)、結局ぶっきらぼうに部屋にいっていいかな、と情けなく。交代でシャワーを浴びてから、おでこにキスをしてはじまるいつものセックス。昨夜はいつもより早く果てた。彼女の声が大きめだった気がする。

ハグは身体でキスなのよ、といい寄り添ってくる。終電がもうすぐなのに。

僕らは来年結婚する。
ジューン・ブライドというやつだ。

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