12.24.2009

勝手に殺す

僕の大好きな映画があります。

ストーリーは恥ずかしいくらい、とんでもなくありきたりで、タイトルも申し上げるまででもない映画だと思ってます。親子の話で、主演ら含め登場人物はみんな欠点だらけです。欠点だらけなんだけれども、それなりに一生懸命愛し合ったり喧嘩したり、成長したりします。いわゆる人間ドラマのエッセンスですね。余計な小細工は、ほとんどなくて。

それで、ごめんなさい、すごく分かりやすいんですが映画の最後では親が死ぬんです。私も涙腺がだいぶゆるくなってきたみたいで、涙と鼻水がでーっと出るんです。最初の5分で読めた展開なのに、コンチクショウ、と思いながらも目と鼻を仕方なくぬぐってるわけです。

いい映画だったので、ふと、親にDVDを送ってやろうじゃないのと思いましたが、幸い思いとどまりました。良い話とは言え、子供から送られてきたDVDで親が死ぬってのは厳しいですよね、きっと。

ジャカジャカうるさい音楽はダメなのよね。少年のころ、ギターを弾いてたときにそう言われたことがあります。今はそんなもんだと思いますが、当時はその発言ですごくショックを受けたのを覚えています。良い音楽のつもりだったので、身内から認められないのはさておき、真っ向に否定されたのが、たぶん、気に入らなかったのでしょう。

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