8.16.2009

病院の天井

病院は社会において大切な役割を担っていると思います。病気やケガをしたとき、身体を治してくれるすごいところ。誰もが、といいたいところだけど、お金という要素が加わると話が幾分ややこしくなります。それでも、多くの人の健康を守る存在であることには違いなくて、私自身の立場からしてみてもこの世から病院が突然姿を消したりなんかしたら相当ビビるのだと考えます。

もう一つ、病院の大きな役割があります。人は、生まれるために、そして死ぬために病院に行くのだと思います。私は病院で生まれました。そして、交通事故や予期できない事態でも起きない限り、特別に意思表明しない限り病院で人生を終えることは九割ほぼ確定しているのだと思います。手元に手軽な統計もないけど、家で終わりをむかえる人が減ってきてるのではないかと感じませんか?正しい遺体の扱い方や、死の確認(もう無理よね?と断定できる知識)をしろと言われても気が動転してる素人には難しいのではないでしょうか。

病院は何も悪くないですが、無機質な感じがします。自分が年老いたころ、こだわる余裕があるかどうか分かりません。仮にでもノンビリこんなことを考える暇人になっていたとしたら、せめて自分の部屋の天井をみながらいきたいかな。

でも、余裕がなさそうだったら病院でいいや。いや、やっぱりいずれにしても病院でいいや。すまん。

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