6.19.2009

駅弁をほおばる

ヒナミケイスケです。空腹は最良の調味料、という表現がとても好きです。

私は食べることが大好きです。食べ歩くことも、食べ座るのも食べ立つのももちろん可。食べ走るのも大いにアリです。思うに、美味しさには深い深い感動があって、それはある意味目や耳でとらえる芸術よりも身近な反面、果てしなく複雑な宇宙と感じるときもあります。何曜日何時、どの季節で、どこで、だれと、なにを、どのように、そんなことが密に感動に結び付きます。音楽や絵を楽しむとき、敢えて周りの環境を遮断してるのかな、なんてふと思います。ひょっとしたら、もっと食べるように音楽を聞けば新しいものが見えてくるのかもしれません。なんだか、いくら金を払ったか、というベクトルがばかばかしく思えて来ます。もちろん、時と場合というのもあるのでしょうが。

少し脱線してしまいました。

空腹の話ですが、私は最良どころか、感動を得るためなら不可欠と言って過言でないと思います。ある日大急ぎで平らげたチャーハンを、後日そこまでお腹が減ってない状態で食べても、味は間違いなく同じでも、アレ、的な。本当にすごいライブが機械的に生み出せないように、かもしれません。あまりにも偶然やアクシデントの影響が明確であるなか、自らできることは空腹でいることくらいでしょうか。

案ずることは簡単なのですが(笑)。

まったく違う話ですが、日本語には英語のように、ファックやシットに類似した都合の良い言葉がありません。限られた単語を用いていかに言葉の暴力をふるか、それは時に恐ろしいクリエイティブを生み出す気がするのです。とあるサラリーマンさんの肩ごしに見えた大人系の雑誌に記されていた言葉、それは肉便器。思い浮かべる自分が悪いのですが、吐き気がしたのと同時に、これ残念ながらスゲークリエイティブ、と感心せざるをえませんでした。

ごめんなさい。

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