11.23.2007

ソープレストランド

「高い金をはたいているのだから、私を満足させよ」

高級レストランなんだろうが、まるで風俗店にでも通うかのような心構えだと思う。ちょっと品がない。いやむしろ想像上、風俗店を利用する人の方がある種の品格を保ち、それはマナーと呼ぶべきものなのか、その振る舞いの方が何となくふにおちる。一概には言えないかもしれないが、そこには最低限のキャッチボール、サービス側と受け身の間で一つの空間を成立させるための努力が存在する気がする。ようは、どれだけ金にモノを言わせて、サービス側に責任を押しつけているのか、それに尽きる。のだと思う。そしと私は、何となくサービス側を気の毒に思えてしまう。

そのような消費者傾向に対し、開き直ってべらぼうに高い値段設定をして金持ちの方がモノワカリが良いだろうと祈るか、それとも鈍感を貫き自分の責任だけを果たし客には目をつむって空間の成立については事実上妥協するか、の二極化。いずれにしても、お店が客を教育することはとても難しいこと。

腹がへった。

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死刑制度について考える。

アメリカで行われるその種の裁判では、トチ狂ってるから死刑にしちゃダメ、という論戦が被告側で良く用いられる。でも人を殺すくらいの最低限の「トチ狂い度」があるは公知だろうから、それだったら誰一人死刑にしなくてもいいのでは、とか。

後は、被告は生き続ける限り弁明は出来るけど、殺人の場合被害者は何も打つ手がないなあ、とか。人を殺すことは良くないとツクヅク思う。

人が人を殺すことはおっかない。空気が人を殺せることはSFだ。
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とある古代の人食民族があって、現地の言葉で人の肉のことを「長細い豚」と呼んでいた。

我々はポーク味らしい。

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