11.11.2007

五年ぶりの一人暮らし

ヒナミケイスケです。

ポロポロ出てくるものだから、どうしようもない。
つくづくもろくなってきたものだと実感した一日でした。

今日は妻が出産のための里帰りの日でした。荷造りの手伝いをしたり、親戚のクルマに運んだり。こんなに、本当に使うんかと突っ込みながらも、ノドの奥で何かが大きくなっていく感じ。しっかりやれよ、という立場が逆に心配されるという、いささか恥ずかしい結末となる。いいじゃないか、ちょっとくらい泣いたって。

妊婦というのは別の生き物だと思う。すぐ怒るし、動けないし、平たくいうと何かとケアがやっかいだ。それでも、請け負うものを考えるとまぁ、その分許せちゃうものだと思う。人間を含めて動物の子供、カワイイのは親に面倒を見てもらうために可愛く出来てるのが自然の摂理という。きっと、妊婦というのは子供返りするわけにもいかないから、周囲に気を使わせるように、こういう生き物に姿を変えるのだと思う。

てなわけで、マンションに残された私が一人でも淋しくならないようにコタツが用意されたのである。カップめんを食べた。とりあえず、テレビを流しっぱなしにしている。きっと、今夜電話がかかってきたら我に戻っていると思う。そんなものだ。静かだ。

冷静になった後が、一番恥ずかしい。
ああ、どうしよう。

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