6.09.2005

当たり前なメニュー

このごろ、なぜか身内達は歯医者ブーム(?)だ。歯がかけてしまった、矯正、虫歯、それぞれの理由があって、とくに総じて理由があるわけでない。ちなみに私も今週の土曜日に歯医者さんに行く。受付のおねーさまが非っ常にキレイなので、そして虫歯がないことはもう分かっているので、ちょっと楽しみだったりする。受付さんは長い、茶髪のくるくるパーマで、目がクリッとしてて、アンタこれでこの職に就いたなと思わせるそれはまぁキレイな歯。言葉であらわすと結構派手、な印象かもしれんが、決して派手でない。むしろ控えめな感じ、不思議にも。帰り際の「お大事に♪」が楽しみだ。いい加減、ヒナミのアフォたれ、である。クールに「ども」と返すはずが、「ありがとうございます!」と出てしまう、正真正銘の。

半年に一度は歯医者に行くモンなんだと、歯医者は当たり前のように言う。トーゼンなんだと。しかし、現実はそんなものでないのは皆さん既にお分かりでしょう。いける時に行く、なにか壊れたら行く、という。別に歯医者の常識を否定するわけでないが、どれだけ今の生活に「当たり前のようにやるべきこと」があるだろうか。音楽活動、家族サービス、歯医者・医者、遺言作り、貯金、職場の机周りの整理、家の写真のアルバムの整理、生命保険、学資保険、本を読む、鼻毛の処理、新聞を読む、次の仕事のプロジェクトを練る・・・キリがないのである。個別にとれば大したことないが、こう羅列してみると、あれ、俺の生活はどこへ・・・と思えてしまうのである。これらの集合体が、俺の生活はそれに過ぎないのか・・・?となると、結局は必要性があるものから順に実行されていくわけで。

大学時代に、学生同士のモットー、というか言い伝え、があった。「遊び、成績、睡眠の内二つ選べ。」まさにそれの拡大バージョン。

当たり前なことを全部できる、以上に優秀はなかろう。
私は凡人なので、当たり前なことを全部、できない。
いや、できるわけないのはもう分かったからさ、何に注力しまくるのか。
夢、健康、鼻毛の処理。

コメント0archive

Post a Comment

<< Home