5.23.2005

地上での生活

気付けば5月のライブも無事終わり、再び現実が私の肩をポン、と叩く。「戻って来~い。」ええ、戻りますとも。ハイハイ、少々お待ちを・・・。次の大脱走の青写真に取り掛かる準備・・・。定期的な大脱走が得意になってきた。脱走マニア。逃げて逃げて逃げまくる。そして帰ってくる。

今日、カミサンと子供が帰ってくる。義母が体調を悪くしてしまい、カミサンは看病をするためにしばらく実家に帰っていました。残された私は、久しぶりにエセ一人暮らしをしたが、その間、京都の友人の結婚式、軽井沢への出張、静岡への出張、ライブ、練習・・・あ、か、か、会社も・・・。時は目まぐるしく過ぎてしまい、結局あまり一人の時間というのは過ごしていなかった気がする。前前からたまってた単行本に少しだけ手をつけられた程度かな。テーブルの上のせんべい、ペットボトル、ぶわーっと広げられた音楽機材達、必殺「1週間分洗濯物ブッコミ」全自動式。静まった部屋の中でほっとすることもあったが、それでも、やつらが帰ってくるのはやっぱり楽しみだ。結婚は3年半経ってもまだして良かったと思ってるぞ。べらんめ。やつらが居ればいるほど、僕も、少しずつだが、良い意味での大人に成長できると勝手に思ってる。シニカルでない。守りだなんてとんでもない。だって、ヤツらだって精一杯戦ってるんだから。

何がそう時間の流れを感じさせるかって、一つは子供の成長。これから育児日記をつけるわけではないが、この1週間ちょっと、毎晩電話でカミサンが声を聞かせてくれたのだが、言葉の覚えがとにかく、早くなってきた(喋り始めたのがずいぶん遅かった分ね、きっと)。バイバーイ。ヤッホー。オッケー。おかえりー。ハーイ。ママ-。パパ-(うぉー)。マ・パー(?)。確実な進歩だ。すごいすごい。えらいえらい。もはやこれ以上、親バカ丸出しはできない。方や、パパは、君とは違って少しだけの進歩を見出すのに、最近ずいぶん苦労するのだよ。大人気ないが、君が少しうらやましい。次は「お父さん」と呼んでみ。

以前一緒に音楽活動をやっていたYが初めてライブを見に来てくれた。うん、ずいぶん進んだね、と。でも、次のハードルはまた、凄く高くなるよね、きっと。うん、そうだね。また気を引き締めてやらなければ。なければなければ。

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