5.19.2005

きちんと手入れをする

「物」の手入れが苦手です。ギター周り、自分の喉とか。ついつい忘れ続ける内、最低限のケアにも至らないのは確かに問題。先日、サビてきたギターの弦を久しぶりに張り替えました。このバンドを結成してから一度も交換したことがなかったことから、最低1年は同じ弦で演奏していたことになります。もしかして計2年くらい?記憶がない。何の自慢にもならん。音も徐々に劣化するモンだから、耳がついつい、潰れた、つまり死んだ音に慣れてしまっていた。

ベース嬢は「弦が切れなかったのがおかしいくらいよ。ありえな~い。」と私を叱ったとです。ギター氏も持ち前の皮肉パワー全開で援護し、「は?なに考えてんの、このヘボヘボ歌歌いめ、バカアホウンコ。ぺっ」とステレオサラウンドの説教を食らう。暴言がやがて露骨な暴力へと展開し、ベース嬢の見事なボディーが決まったところ右サイドあばら骨2本骨折&内臓出血、ギター氏のスペシウム光線により左肩は第2度熱傷。最後に、風邪をこじらせたため休暇中の闇の帝王ことドラム師が「見せしめに右手の親指と人差し指以外を切断しておしまいなさい」と一本の電話。細いくせになぜか強いギター氏の腕に取り押さえられながら、じわりじわりと使い古したベース用のおにぎり型ピックで手術が行われた。先に帰った二人に取り残され、私はスタジオの床から自分の血液と訳のわからない体液を左手と残されたパンツで拭きおとしてから、午前4時頃に帰宅。

フルマラソンの距離を徒歩で。

昨日の練習で少し上手くなったかも。

弦を取り替えて、実際音もずいぶんよくなりましたです、確かに。ほー、このギター、こんな良い音するのね、と呆れた二人が見下ろす中、半分人事のように関心してしまった。ハイ。反省しております。自分のギターの面倒くらいしっかりみてやれってね。次のライブでは少なくとも、ギターの音質だけは良くなっているはずですよ。それ以外も願わくば。

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