5.20.2005

昭和ステイルメイト

出張で沼津に行ってきました。たまたまなんだけど、以前から気になっていた街(過去記事参照)だったので、この機会があって嬉しかったです。仕事でなければ、本当は1週間くらいゆっくりしてみたかったが。関係ないんでしょうが、静岡と呼ばれるだけあって、町並みの静けさが一番印象的でした。オヤジギャグではない。静けさ・・・じゃなくて。うーん。三嶋駅で新幹線下車、異様に感じたのが。雑音がない。無数の足音、おばちゃん達の会話、車、犬、風、食器、全てが混ざっていながらも一つ一つ意味のある音として耳に届いた。バックに澄んだ静寂があったためだと思える。最近地方に行くことが多いためか、東京にどれだけ、「その他の音」が充満しているかを実感している。依然として東京を愛しちゃってることに変わりないんだが。演歌になりそう。

話は沼津に戻ります。総括して言うのも失礼だけど、温厚な静岡県民とは対照的に、東京の様々な大企業の手足となる製造企業、物流企業の看板や建物がとにかくデカく、イヤでも目に入る。住宅街と思いきや、デーンと巨大なプレハブの工場があったりね。なんか、沢山の眠る巨人が、デーン、デーン、デーンと、所々遭遇する。少なくとも製造業においては中国を含むアジア諸国に機能を移転して行く大企業が年々増えていくなか、こういった街は今後どうなって行くのでしょう、と、こういう天気のいい日には偉大すぎるような、どうしようもないような、少なくともちっちゃい僕にはどうにもできそうにないような、ことを考えてみる。なんだか、今日のプレゼンにはあまり力が入らなかったよ。だって、あなたがあまりにも温厚すぎるんだもの。それを少し分けてもらって、東京に帰ってきましたさ。

以下、社に帰ってから調査。このままで大丈夫なんだろうか。ごめん、写真は三嶋駅でした。



静岡県沼津市
平成15年5月1日現在
人口211,339人、83,619世帯、ということで平均世帯2.5人か

<沼津市産業戦略ビジョン・概要より抜粋>
沼津市は、静岡県東部地域の中核都市として様々な産業をはぐくみながら発展してきました。グローバル化、高度情報化など、社会・経済環境の大きな転換期にあって、今後とも沼津市が発展していくためには、より戦略的な視点で産業の活性化を図っていく必要があります。・・・これからの産業振興において「人材」の重要性があらためて認識されたことから、「人は財産」という考え方により、「人財が集まり、育つ”ぬまづ”」としました。<以下省略>

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