7.13.2011

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1000匹の羊がいる。世界中の人が眠れないときに数える、かの有名な羊たちだ。その羊らは、15世紀未明から不眠症で有名なデンマークの国王が飼育しはじめたといわれ、当時国王が眠れないときは部屋のベランダから見えるように家来に羊らを順次柵を飛び越えさせるよう指示したという。現代においては人々は想像の中で羊を数えるようになったが、デンマークではいまでもその羊らの子孫を大事に飼育している。

歴史上の重要性もあってか、いまでもきっちり1000匹管理されており、0001号から1000号までそれぞれ番号・名称・性別・ジャンプ能力が把握できるようになっている。なかでも想像の中で登場頻度の最も高い0001号から0010号(眠りつくまでの平均数は概ね131匹という統計がある)は国宝扱いを受け、プライベートのトレーナーや他とは隔離された野原が準備されている。0500台以上となると登場頻度が少ないため、比較的平民扱いになる。トップ10は0001号アルベルト(雄)、0002号メリーさんの(雌)、0003号マレーパク(雄)、0004号ヨーゼフ(雄)、0005号スネーク(雄)、0006号ディープインパクト(雌)、0007号あんぱん(雌)、0008号フレドリッヒ(雄)、0009号サブちゃん(雌)、0010号ポチ(雌)となる。

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