7.14.2006

楽しい通勤ライフを

どこかで聞いたことのある話です。ネクタイというのは、男子の潜在意識の中でティムポを象徴するものらしいです。言われてみれば、納得してしまいました。いかがでしょうか。

男性のスーツ姿というのは一言で言えば地味で、工夫するにも限界があります。女子の選択肢と比したら、なお。最低限の地味さを保つために着るものでもあるので、下手に工夫すると悪い意味で目立ってしまいます。カフリンクだのスティッチだのサスペンダーだの、細かいことはいろいろできますが、よくばって色々やるとカッチョ悪くなってしまいます。私見ですが、どうせ数メートルも離れてしまえばエロガモももコナカも同じ、なんて言っちゃってもオカしくないんじゃないか、と思います。ちゃんとサイズが合ってて、シャツもパリッとしてりゃあなんとかなるんです、ね。

その中でネクタイという存在がどういう位置付けになっているかというと、限られた「スーツ」という枠の中で唯一、遊び心を利かせられるところです。この事実と、ネクタイが象徴するものを合わせて考えると。かなり幅広いスペクトルに渡って、世の中のティムポはワンダホーに表現されているということになります。

強く締める人。

ゆるめに締める人。

長く締める人。

短く締める人。

キャラもの。

柄もの。

明るい色。

暗い色。

ホットピンク、な人。

宴会で、頭に巻いちゃう人。

まず自分の身から守っておこうかと思いますが、僕はネクタイが嫌いです。必要がなければ締めません。どうしてもという場面では、基本的に一本だけ、「普通」の紺色のネクタイをスタンバイさせています。そのネクタイを、「普通」の長さで「普通」の強さで「普通」に締めます。

・・・おしまい。

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