3.25.2006

プロトコル

初めて会う相手でも。

音楽やってる人って、ときどき、雰囲気で分かる気がします。
なんとなく話してると。外れることも、よくありますが。
まぁ、ようはですね、分かってないのですが。
まぁ、ようはですね、一度だけドタカンで当たったことがあるんです。

お仕事関係の食事をしていたときですが、商売の話に飽きて、お手洗いに行くことを装ってバーカウンターに行ってプクプクしてたわけです。バーテンがいい感じの人だったので、適当にダベッていたわけです。接待かい?そうなの、いやぁ、面倒なのよねアハハ。プクプク。へぇ、スキューバ好きなんだ。へー、イスラエル人なんだ、日本語すげー上手いじゃん、へーえー。え?僕の仕事?悪い仕事だよ、アハハ。

奥さん日本人なんだ。

この店は長いの?最近入ったばっかりさ。

・・・あなた何かやってるよね?ほら、「音」がつくやつ。

問われないとはっきりいわない、よくわかんないけど、その心がわかる気がしなくもない。ずっとずっと会話中聞いてみたいんだけど、相手も、敢えて、自分にとって大事なものだから真っ先にさらけ出さない。なんか、男前ね。だから、探り合いがあるんだ。礼儀作法。大げさか。

一度喋りはじめると、やっぱりコレがメインなのね、と分かるくらい嬉しそうにしゃべる。「僕の音楽」とよく口にする。こんな考えとか、こんな方法とか、ああいう所とかこういう所でやったことがあるとか、色々。最近はあまりステージに乗ってないんだって。へぇー。いつかライブやるの?そっかわかんないのか。見に行くよ、面白そうじゃん。

どうしたら行けるかな?

しばらくこの店には世話になるだろうから、また遊びにきなよ。

へいへい。

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