3.07.2006

きゅうすの魔人

俗に言う「魔法のランプの大魔人」。
さほど珍しいものではないらしい。

代表的なのは有名な物語に出てくるオイルランプに宿るタイプだが、「器」で分類するのであれば、その魔人の原産地によって異なる。例えば、カナダであれば木製の樽。日本ではきゅうす。南米では乾燥させた瓜でできた水筒など。もし、あなたが何らかの器に宿る魔人に出合えることができれば、大変幸運です。噂どおり、あなたは魔人の主人となり、魔人はあなたの願い事を三つかなえてくれることでしょう。慎重に願い事を決めましょう。

内緒ですが。まぁ、内緒もヘチマもなく、やってみれば分かることなのですが、難しいん、ですね。セコいことを考えていながらニヤけてるヘケケなあなた。整理しておきましょう。微妙な決まりごとに注意です。この世のMPは限りのある資源ですから。

願い事の数に関する細工は論外です。魔人が怒ります。世界平和も同様です。ムリですから。だから頼まないで下さい。魔人によりきりですが、ヘソを曲げてしまった場合、願い事を減らされる恐れもあります。

あこがれのあの子を引き寄せたい!というのは一般的に多い願い事ですが、大抵長続きはしないと言われています。性的なアレなので、愛情的なコレは芽生えないようです。性的なアレだけで良いという方は大丈夫そうです。

金銭こそ上限はありませんが、税務当局への届けが厄介なのだそうです。

地位にも気をつけましょう。平社員が突然社長になっても、会社は潰れてしまいます。能力を身に着けても、経験はついてきません。

方や、才能を身に着けても、満足はついてきません。全体のハードルが上がってしまうので、その才能に浸ることは出来ないといわれています。むしろ苦しみが増す可能性があるので、アーティストなあなたは気をつけましょう。

長寿を願う場合には年数を指定する必要があるので、うっかり自分がこの世を去る日を知ってしまった可哀相な人もいます。

沢山の友達を願ったのは自分なのに、新しい友達をみんな嫌いになってしまった人も、います。

ビール券、肩こりの解消あたりが無難なんだそうです。

結局、器の問題ですから。

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