3.08.2006

シャドウ・ボクサー

「神なんぞいないぜ」といった内容の歌詞。色んな曲に渡って、あれって思うくらい、気付くぐらい、頻繁に耳にする。あなたも耳にしますか?なんでだろ。たまたまなのかな。

そう歌ってる人は、それぞれの、違う想いをこめて歌ってるんだろうけど。いないから悲しい若しくは孤独だ無力だ、とか、クソッたれとかいらねぇだとか、甘えちゃいけないんだとか、色々。個々の想い、ましてや人が一生懸命書いた歌詞に対してヌケヌケと評論するつもりはないし、そもそも僕はそんな立場の人間でもないことだけはご理解願う。

基本的には無宗教な国なはず、だからよけい不思議なだけで、さ。せめて、「いるかもしれないじゃん」とか、「いるいる絶対いる」といった人が同じようにいれば、あまり目立たないんだろうけど、「いないです。」といった宣言が明らかに顕著だと感じる。

僕の神に対するスタンスはひとまず、おいといて。一般的に「ない」とされてるものを、更に「だからいないんだってばマジで」と更に追い討ちをかけてるようで。あたかも何かを確約する必要があるようで、誰かに訴えてるようで。善か悪のどちらかを押し売りしているわけでもなく、頼りにもされず、なにもしてない、この「非・神な何か」。限りなく受け身な非・神なので、なんでこんなに一方的に批判されちゃうんだろう、なんてね。可哀相な気がしなくもない。そして不思議。何かの恨み?

おい、空気てめぇ。みたいな。

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