2.10.2006

道草の醍醐味

昔の仲間から呼び出しがあり、たまには、ということで築地の寿司屋に行ってきた。

ここらへんの寿司屋ではよく見かける光景だと思う。50、60代の紳士が銀座のホステスと思われる女性と、カウンター席で寄り添う。想像する。紳士の遊びなのであろう。ホステスさんの職業なのであろう。この、「過程」が。出会う。貢ぐ。落とす。出会う。貢ぐ。落とす。の繰り返し。任意のプロセス、手順、作法、なんと呼べばいいのか。

ホステス遊びにまつわる社会的な良し悪しはさておいて、何かしら筋が通ってる遊びなのだと思う。お互いの求めているものは明確だし、別に片方が相手をだましているわけでない。長期に渡って何だとか、一切関係ない。足元の遊びであろう。大事なのは、過程を重視していること。最終的な目的がアレだったら、余計なプロセスをはさむ必要はまったくないわけで。あっち系のお店に行けば済むものであって。何かを得るための努力があってこその楽しみ。達成感を味わうために余計なお金を使う。近道だけじゃつまらないのであろう。

目的地だけじゃなくて、そこまでの旅をエンジョイしちゃう。いや、むしろ旅がメインだ。結果ばかりに期待すれば、がっかりするに決まってる。それよか、一定の時間に渡って楽しむ。それがベストなのか。それが充実感というものなのか。

いい年齢した男が尻軽く遊びまわるのを支持するわけでないのだが。
ボクにとっちゃあ粋もクソもないが。でもオジサンたちにとっては粋。

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Blogger cayske

@その後。酔っ払っていて日本語になってないです。

12:05 am  

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