8.12.2005

付き合ってくれ

久しぶりに気に入った曲のネタが出来たこともあって、どちらかというと気分がいい方に転んでいます。まる。気分がいいの。コノヤロ。ネタ作りをするとき、頭の中でグルグル回して何日間経過するにつれて飽きてしまうのが通常のパターンですが、そうでない場合、「おっ」と思うわけです。少なくとも自分の中でのイメージがある程度、固まるわけで。

ここからがいつもチャレンジなんです。このネタ、やろうぜ!とバンドがその気になってくれないと、現実的にネタは自分の頭の中でお終いになってしまうわけで。当たり前ですが、メンバーのみんなは、それぞれ音楽の趣味も違うし(最低ラインがあるとしてもね)、例えば私が作った簡単な音源をパッと聴いても、ピンとこないこともよくあるんだと思います。レコーディングの才能自体、無いというのも一応ありますが、まぁ、作品自体を全然気に入ってもらえないとか。どうしても、「来る」ものと「来ない」ものがあるんですよね・・・。それは避けられない事実だとして、出来ることからやるのであれば、言葉で、このネタはこういう所がこうで、ああで、こういう所が好きだから、やりたいのっ、と本当は説明しなきゃあならない。そうしないとニッチもサッチもいかんので。そして、それを怠けてしまうと、メンバーはピンと来ないままイライラ、私はなんで聴いただけで分かってもらえないのかなぁ、とイライラ。ネタが空中分解するわけです。そんな経験があります。案外そこらのコミュニケーションが肝だったりするのだなぁ、と。上手くいくときはそう再確認するし、上手くいかなかったときもそれで後悔したこともある。

そこでグヂグヂ私は色々迷うわけですが、音源を取り直してもっと完成してから聴いてもらおうかな、それとも今のある荒削りな状態のものを聞いてもらおうかな、そもそも気に入ってもらえるかな、なんてくっだらないことも含め。んで、悩んでも仕方が無いとウン十回目なんだか気付き、なんらかの形でみなさんにぶつけて、祈るわけです。

それだけ厳しく聴いてくれるということが、いかにメンバーも真剣に考えてるかをあらわしているものだと、自分に言い聞かせたい時があります。

コメント0archive

Post a Comment

<< Home