8.10.2005

そんなオモロいんか

日帰り出張が相次ぐ。もともと外回りの経験は微妙なのだが、なんとなく、つれていってもらってる。妄想に過ぎないのであろうが、外回りをしていると、オフィスにこもっているよりは役にたっているのではないかと思ったりする。でもそれはきっと妄想に過ぎない。終いにはビジネスバッグを提げてルンルンなだけである。駅ビルのカツ丼&蕎麦セットを食ってルンルンなだけである。でもその話はどうでも良いとして。

20:00頃だったか。相鉄線の「さがみ野」(神奈川県か?)から帰るにえらい時間がかかった。途中で「中央林間」で乗り換えて、田園都市線から半蔵門線直通で我が街「住吉」まで、まぁいいや、とにかく長かったのです。取引先とかわした一杯の酒がもろにヒットしてきた。暑い眠い風呂入りたい。ホントはイヤだったが、誘惑に負けて携帯を取り出してテトリスで気を紛らわせた。

テトリスの中毒性は高い。最初のうち、ブロックがゆっくりゆっくり落ちてくるので、じっくり考えて「うーん・・・ここ、いや、ここかな・・・ああ、そこね」と地味に考えていられるのだが、どんどんブロックが加速する。ちょっとくらい早くなったうちは、「なんのこんちくしょ」と思えるのだが、そのうち重大なことに気づく。

勝てるわけがない。

テトリスはきっと笑ってる。速いのなら任せなと。おら。おら。オラオラオラオラオラ。歯を出してウシシシシと。単純なゲームほど残酷だ。一定のスピードを超えると悪意すら感じる。しかも終わりのない、そして手を止められない。実際、ゾクッとしてしまいました。大げさに聞こえるかもしれんけど。スリルだった。当然声に出すことは出来ないが、終始心の中では「シエー!ウオー!」であった。いずれ死ぬことは決まっているのに。ザッツ・ライフってか。

めでたいのやら、とうとうヤッホー国民仲間入りを果たしたのか。

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