4.05.2005

寄せ集めの音たち

昨日深夜、自宅にて編曲・レコーディング。はしょり書きで失礼。

久しぶりにクローゼットからバイオリンを取り出す。小学時代からの付き合い、当時は半トラウマだった稽古、何年ぶりかのご対面。1902年生まれのばあさんでありながら、とにかく丈夫なのがこの子の特徴である。通常バイオリンというモノのメンテナンスは大変・・・と言われており、湿度の管理やクリーニングが重要・・・らしい。が、私のバイオリンは何年単位で放置していても、なぜだかチューニングすら狂わない、頼りがいのある相棒。後悔でもしないうちに修理屋に点検してもらおうとは思うのだが。でも昨日はいつもどおり、「あ、どうも」と短い挨拶を交わし、仕事にとりかかった。私の手と指先は形を忘れかけていて、技術こそはボロボロだけど、懐かしい感触にしばらくひたって見てから、音源に落とし込む。マイクスタンドがないため、そーっと机の端おいて、バイオリンを机の高さに合わせてうんこ座りで演奏する。無様。やっぱり今度マイクスタンドを買おうと思う。

机にゲンコツするとキックドラムの音に似てる。というか、偶然リバーブをエグ目に設定していたらキックとフロアタムを足して2で割ったようなおもしろい打音が出てきたので、キックの心で入れてみる。何度も録りなおしをしていたら右手が痛い。先日深爪した親指から流血。偉すぎ(笑)。

今朝依頼人に仮メロを納品。リアクション次第、次の編曲に取り掛かる心の準備。

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