1.04.2005

とっくに行ってしまった年を振り返る

新年を迎えてから旧年をダラダラ振り返るのはいかがなものかと思うが、考えをまとめ忘れていたのでやっておこうと思う。新年のホウフは「いけるところまでいく」の一本だけで、我ながらオリジナリティに欠けることから、これについては語る意味はあんまりないかと。

昨年の正月では、私は外資系の証券会社に勤めていた。企業合併や買収のアドバイザー業務(M&Aという言葉が最近よく新聞で使われますね)の部署だったが、その時点で3年くらい勤めていた。大変だったけど、楽しかった。学卒で初めて入社した会社だったこともあったし、日本社会でのサバイバルを学んだ場所でもあったし、そこにいる恩師は数え切れない。とにかく思い入れは沢山あった。でも、問題は「その他」を抱える余裕がまったくなかった。早い話、このままこの仕事に一生をささげるまで自信がなくて、3年というラインを超えれば後戻りが出来ない気がした。ということで辞めた。この歳で言うのもなんともカッチョ悪いが夢を捨てられなかった。

やっぱり、死ぬときには音楽に関わる人間として覚えてもらいたい、音楽でまっとうな商売を実現したい、という気持ちが強かった。somatoneは自分にとってその気持ちの結晶。2004年はスタートラインにたどり着くための年だった。かな。うん。

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