11.18.2008

バナナのあしは遅い

半年前(?)に読み始めた単行本を、先日ようやく読み終えた。
友人に勧められた本。

もともと活字は得意じゃないが、この小説は特段時間がかかった。中断しては他の本に浮気したり、しばらくめっきり本を読まなくなったり。でも、常にその本は持ち歩いていたし、枕元にもおいていた。携帯電話以上、僅差でメガネ以下の関係だった。内容は濃く、ストーリーや表現もとてもステキだった。ある意味、濃すぎてちょっとずつしかソシャクできなかったのだと思う。よしもとばななの『NP』という、お話。そうそう、とびっきりダークなチョコレート、みたいな。登場人物の名前とか途中で忘れたりして、大変だったけど。

本でも音楽でも映画でもそうなんだけど、最近思うのが、「キライ」が薄れてきたこと。あまり「キライ」なものがない。「スキ」なものは引き続き愛しちゃってるのだが、よく言えば他にも色々受け付けられるようになったのだと思う。悪くいえば、メリハリが。年齢どうこうで物事を捉えるのはキライ、だけど、そんなのも多少絡んできてるのかもしれない。

僕の中で最後に残るのは、ビートルズになるような気がする。未だ、やつらの音楽は心のどこかで気にくわない存在でいる。エンガチョ的な。何故だか。

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変な夢。「富士になすび」さながら有名な、「人前で真っ裸」の巻。

身近の若者に打ち明けてみるが、ナミさん(と呼ばれている)それ欲求不満、と指摘される。知らなかったので、ちょっとムスっとしてみる。ナミさん、それ可愛くないとばっさり切られる。

私の場合、続きが一応あった。

途中でズボンを発見して、ズボンだけ穿くことになる。

ただ、真っ裸の状態とズボンのみの状態を比べると、恥ずかしさは大差なかった、ということだけ報告しておこうと思う。

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