12.26.2006

七面鳥と仲間たち

クリスマスだぁ・・・と思い、それは大いに結構なことなんだがヨメへのプレゼントを準備していないことに気づきいささかあせる。結果、イブは無い料理の腕をふるうことになる。メインの七面鳥だけは取り寄せだが、それ以外は作るという何とも中途半端な始末だが誠意だけでも伝わればなぁと願うばかり。幸いなことにメリカンな料理は比較的単純であり、ある程度のことは勢いで賄えてしまえることに希望を見出す。

タマネギとセロリとリンゴを細かく刻んだものをバターでソテーし、スパイスでまぶしたクルトンのようなパンを加え、鳥のブイヨンをうりゃあと足してぐりぐり煮る。おんどりゃあとオーブンでとどめをさし、焦げ目をつける。部屋中に外国の匂いが広がる。とりゃあとジャガイモを茹で、これでもかぁと牛乳とバターとともに砕き、即席のマッシュポテトでフィニッシュを飾る。料理人をこれを持ってノックアウト。全てが出来上がった直後に頭痛が発生し、どうやらこの手のプレッシャーには弱いことに気づく。

ただ、夕飯は無事に済ますことができ、形だけでも成功だったと思いたい。ケーキを食した後はダウンしてしまい、ヨメに残骸のサランラッピングと皿洗いを託してしまう。おいしかったと言ってもらえたので亭主は大いにまんぞくである。

そんな、ステキなクリスマス・イブを過ごした。

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