12.14.2006

「悲しい本」の紹介



悲しい本
マイケル・ローゼン(著)
クェンティン・ブレイク(イラスト)
谷川 俊太郎(翻訳)

人様にコレ買えアレ買えと胸を張って進められるような身分ではありませんが、一冊とてもステキな絵本に出会いました。大抵の本屋さんにはおいてあるようなので、お立ち寄りの際、記憶に残っていればふらっと立ち読みしてみてはいかがでしょうか。お気に入りのようでしたら、お持ち帰りください。

半年前だったかな。私は仕事帰りにたまに寄ってく本屋さんがあるのですが、ここの絵本コーナーは私にとって秘密の隠れ場のようなものです。活字は嫌いじゃないけど、絵本は特別に好きです。頭弱いのかもw。

大事なものを失った人の話ですが、ストーリーはありません。ただ、その後どのように過ごしているか、それだけ。その様子と、本人の想い。ボクにとってはすごく流れるように綺麗な言葉で、不器用な場面がありながらも、説明しがたい貫禄を感じさせる作品でした。

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