12.16.2005

夕焼けが楽しみ

毎日17時になると、区役所が「夕焼け小焼け」のメロディーをスピーカーから流す。こんなところでも、一応子供が生息している証。赤坂の数々のオフィスビルに音がはじかれ、半秒遅れでやまびこが重なる。これが何ともいえない不協和音を生み出して、とても切ない気持ちになる。あぁ、ホントに帰りたいなぁ。と思わせる。今日はキレイに晴れてるから良い夕焼けを見れそう。

ということをふと思っていて、今日のお昼休みは久しぶりに「人の住む」赤坂を散策してみた。大通りから怪しげな横道に入り、しばらく歩いたところに、昔良く見かけたような巨大のコーポ。かなり古そうだった。肌色のコンクリートのハコ。このコーポ、1階が保育園になっていて、あの、都会の公園の独特な灰色の細かいジャリ、の広場もあった。割と広い。広場に面して3、4つの教室が横に並んでいて、それぞれの入り口には大きな靴箱が置いてあった。結構静かだった。お昼ねの時間にしてはまだ早すぎるし、教室からも何も聞こえなかった。

一人だけ女の子が広場で遊んでいた。オモチャを持たず、走り回ってる。いや、走ってるような、歩いてるような、とっとっと。チビッコには独特なテンポがあると思う。不定期なステップなんだけど、どことなくリズミカルな。広場は広いんだが、その8分の1もないスペースで走り回っていた。チビッコ一人にしちゃあ広すぎたか。別に占領する必要もないんだろうな。

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