父親の言いたかったこと
昨日、二つのブログを書いた後、高校の頃の父親の言葉がふと思い浮かんだ。
雑誌は読むな。
新聞も読まなくていい。
本を読みなさい。
当時は全然意味がわからなかったし、なにしろ父親とは顔を合わせる度に口喧嘩になるほど仲が悪かったので、そもそも彼の言葉を受け入れる心すら無かったのだと思う。殴られたり怒鳴られることが多くて、今の平和マニアな僕ちゃんが育ったわけだが。余談。父親は台湾人で、日本語があまり上手くなかったため実際は(お父様ごめんなさい)「雑誌、ヨクナイ」だったんだか、「雑誌ノー・グッドネ」という感じで実に理解しにくかった。私も日本語に関してはあまり偉そうには言えないのだが。今になって思い返せば、父親は自分なりに不慣れな日本語で子供を教育しようとするフラストレーションを相当抱えてたんだろうなぁ、と思う。たまに電話で話すが、未だ会話がかみ合わないこともよくある。
特にすばらしい言葉だとも思ってはいない。結局は学問肌の人間の偏見が混ざってると思う。父親の性格からすると、一部チャラチャラしたマスコミを単に毛嫌いしていたのだと思う。時代に流されながら、時代を「表す」ほかになにも役割のない存在、みたいな。ただ、今となって彼の意見が正しいのどうのこうのはどうでもいい。単発に、言いたいことの「キモ」だけでも一生懸命吐き出してたんだなぁ、と愚かな息子は振り返って思えたのでした。
雑誌は読むな。
新聞も読まなくていい。
本を読みなさい。
当時は全然意味がわからなかったし、なにしろ父親とは顔を合わせる度に口喧嘩になるほど仲が悪かったので、そもそも彼の言葉を受け入れる心すら無かったのだと思う。殴られたり怒鳴られることが多くて、今の平和マニアな僕ちゃんが育ったわけだが。余談。父親は台湾人で、日本語があまり上手くなかったため実際は(お父様ごめんなさい)「雑誌、ヨクナイ」だったんだか、「雑誌ノー・グッドネ」という感じで実に理解しにくかった。私も日本語に関してはあまり偉そうには言えないのだが。今になって思い返せば、父親は自分なりに不慣れな日本語で子供を教育しようとするフラストレーションを相当抱えてたんだろうなぁ、と思う。たまに電話で話すが、未だ会話がかみ合わないこともよくある。
特にすばらしい言葉だとも思ってはいない。結局は学問肌の人間の偏見が混ざってると思う。父親の性格からすると、一部チャラチャラしたマスコミを単に毛嫌いしていたのだと思う。時代に流されながら、時代を「表す」ほかになにも役割のない存在、みたいな。ただ、今となって彼の意見が正しいのどうのこうのはどうでもいい。単発に、言いたいことの「キモ」だけでも一生懸命吐き出してたんだなぁ、と愚かな息子は振り返って思えたのでした。
コメント3archive
おいおい、珍しく感動のワンシーンなんだからさぁ・・・(笑)。
ロックはどっちの分類なんだろうね・・・?
納得。本を書く気持ちで行こう・・・。
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