1.24.2005

「普通」に変でいたい

カミサンに言わせて見れば、私は「目にもとまらぬ凡人」。

会社の先輩。「なんか。落ち着いちゃってるわよね+年齢不詳」。

(勝手に)バンドの守護神担当のtさん。「あんた変わりモン」とくる。

エゴ丸出しだとは思うが、変わり者という言葉はやっぱりうれしい。どこかで自分が特別だと思えるのはいいことだと思うし、自分の自信につながっていくものだと思う。俺しかできねーぞって。一方で、「普通」という言葉もうれしくないわけでない。「帰国」のステレオタイプと対立する日常の中、うまく溶け込めてるということである。なんともこの子、わがままのようだ。ようは、都合よく目立たせたいところで目立っていれば幸せなのである。いやー、かなりエゴってますね、困りますね。

でも表はきっと「普通」に収まってるのではないかと思う。それがたまに気になったりしなくもない。僕が好きなアーティストの大半は情緒不安定な要素があるし、勝手にそれがひとつの起爆剤だと思ってる。誰にも予測できない、「ズッキューン行くんだぞー、恐いぞー、なめるなー」的な空気がある。不健康なまでにズッキューンなのがカッコいいのである。僕はそういう人間でないと片付けてしまえばいいのだけど、あこがれなんでしょうね。指をくわえながら「かっこえーなー」程度な子供の気持ちなのかもしれない。

こういう悩みをギター君に相談して見たところ、さらっと返された。

ギター君。「ようは君はそういう人であって、このバンドの一人なんだよ」。

ごもっともでした。悩み一件解決。

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