1.30.2013

頭を離れない

動かなくなった主人は自宅のベッドに寝かせられ、その周りに写真や花が飾られた。ベッドの足元では生前可愛がっていたネコが警戒深く主人の亡骸を見ている。

私の実に勝手な想像だが、ネコは当然のように主人の姿を認識して枕元か腹部で蹲るのではないかと思っていた。実際は布団の間に挟まれたドライアイスで冷え切った状態で、ネコが近寄ろうとしないのも無理もないことだ。無理もないことだが、少しさびしく思えた。

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