1.24.2016

ロープのテンション

浜山次郎です。43才独身会社員。生きた心地がしないが、いま確かに私は生きている。

今朝私は丹沢の山奥でロッククライミングをしていた。大きな岩壁の頂点で懸垂下降の手順を間違え、落下してしまった。もうおしまいかと思ったが、パートナーが懸命に引いてくれたロープのおかげで地面スレスレのところで落下が止まった。地面を打ったら確実に死んでいた。

街に帰ったいま現在、脈は正常。腕時計を見ることもできる。17時だ。傷もないし、歩ける。帰りの電車で立つこともできた。座ることもできた。階段の上り下りも問題ないし、改札機にパスモをかざすこともできた。家に帰ると道具を片付けることできたし魔法瓶も洗えた。シャワーも浴びれた。

腹が減った。唐揚げ定食を食べることもできたし美味しかったしタバコもいつもと変わらない味だった。

眠いので寝てしまおうと思う。

身体に傷一つない。

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