12.02.2004

人間の小ささ

昨夜、今週のライブで配るための歌詞カードの準備をした。A4紙に両面印刷して、三つ折りにしたヤツを作ったのだが、パソコンでファイルは案外早くできたものの、印刷と三つ折りが予想以上に大変だった。仕事から帰ったのが21時くらいで、TVを見ながらやってたら作業はすっかり夜中を回ってしまい、おかげで今朝は見事に遅刻。マンガじゃねぇんだからよう・・・。

黙々と三つ折りをするのが、異様に楽しかった。手先は決して器用ではないのだが、三つ折りって結構難しい。3等分に分けるのは大いにカン任せである。そして最後に角と角を合わせて、すーっと人差し指で折り目を作る。最初の数枚は出来上がりの幅がバラバラだったが、最後の数十枚はビシーっとそろってる。そのうち得意になって、「よし」なんて独り言が漏れる。最後は全てのカードを束にして、重い写真のアルバムみたいなのを載せてつぶす。俺は内職おばさんか・・・。

バンド活動のこういった側面はすごく好きだ。自分で言うのも変だが、あのわずか40部の歌詞カードには心がこもってる。その心がお客に伝わるかどうかはわからんけど(なに、kinko'sにでもいったの?て言われたらショックだけど)。ごく当たり前なことなんだけど、バンドを売り出すことにあたって、自分たちが一番積極的じゃないと何にも起きないと実感した。今後もそのポリシーは守り抜いていきたいと思う。音楽だってそう。細かい楽曲のアレンジとか、自分たちがこだわらなければだれも気にしちゃあいない。客前にいる時間は30分だけかもしれないけど、その準備にかけた時間がモノを言うのではないかと改めて思う。

というわけで(どういうわけだ)人間の小ささも好きだったりする。ちゃんちゃん。

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